あへあへの役に立たないポケモン日記(仮)

無名雑魚の役に立たない軌跡

【VGC2016ダブル】オーガレック【PJCS2016予選使用構築】


(以下解説)


いわゆるオーガレックです。


テンプレに沿わない形の強いパーティがまったく思いつかなかった僕はBIG6チックなのとオーガレックで良いやと思い、
レックウザを厳選したら意地っ張り5Vが出たのでこれはこいつを活躍させろという天啓だと思いなおかつ最大火力の出せる
鉢巻で使おうと思い至りました。


意地鉢巻レックウザの魅力は言うまでもなくその超高火力にあります。陽気珠耐えを崩す画竜点睛、
無振りメガガルーラ程度であれば確定2発にできる神速、この2つで相手を蹴散らしていくために
周りのポケモンを決めていきました。


以下、個別解説です。



レックウザ 意地っ張り (181-222-110-*-110-147 → 181-255-120-*-120-167,H4A252S252)
この構築の軸です。
技は画竜点睛と神速は確定、よく使われる技として滝登りがありますがグラードンピンポなのが気になったので
範囲技であり神速とほぼ同程度の火力が出せる(=並の耐久のポケモンは2発で倒せる)地震
そして反動無しのタイプ一致技であるドラゴンクローを選択しました。地震はオーガレックの苦手なディアルガへの
打点になったのでよかったと思います。ドラゴンクローはあまり使いませんでしたがH振りボルトロスが余裕で倒せます。
配分としてはパーティのコンセプトであるためAは全振り、Sもメガ進化後にゼルネイベルタルを抜き、
メガガルーラをはじめとする最速100族に同速を仕掛けるためSに振りきりました。
また、Hに振るとCにあまり振っていないメガマンダの流星群を耐えられたりしますが(参考)、変にSを落としすぎて
グラードンカイオーガに抜かれると良くないと思いました(メガシンカしていないと最速グラカイには抜かれますが)。
画竜点睛でグラカイゼルネ辺りをふっ飛ばしたり数やSで不利な状況から神速で逆転出来たのはとても気持ちよかったです。


カイオーガ 控えめ (207-*-133-191-159-115 → 207-*-133-225-179-115,H252B180C36S40,非理想個体)
<配分>
H-B:陽気鉢巻レックウザの画竜点睛耐え


オーガレックとして組んだため採用。雑に技を打って相手を削ったり雨を降らせてグラードンの炎技を封じたりします。
根源の波動と熱湯を水技に選びました。範囲技としては潮吹きがありますが最大威力で打てる自信が無かったため命中不安でも根源、
そしてワイガを透かしてグラードンを確実に倒せ、苦手なナットレイに火傷のワンチャンを残していける熱湯を評価しました。
努力値は耐久がよくある陽気鉢巻レックウザの画竜点睛耐え、残りをほどほどにCとSに分けました。思ったほど相手のカイオーガにSで負けませんでした。


クロバット 陽気 (170-*-123-*-100-200,H76B180S252)
<配分>
H-B:A177メガガルーラの捨て身タックルを96.1%で耐える


先発で出して相手の動きを崩したり追い風を打って後続で制圧するために採用。
持ち物をラムにすることでねこのてダクホやらスカーフドーブルやらに安心して出せます。
技は上述のために追い風、初手のドーブルや悪戯心勢などに打つ挑発、相手のゼルネアスのジオコンを無効化したり
こちらが受けた威嚇を解除する黒い霧、そしてバトル序盤の安定打点の怒りの前歯という構成になりました。
ファスガもありですが決定した4つと比べると優先度は低いと感じました。
配分はこちらを参考にしました。特殊の高火力技はだいたい耐えられないし、C+2ゼルネの技の確定数も
そんなに変わらないので物理耐久を上げるのが正解だと思いました。
なお性格が陽気ですが混乱自傷イカサマダメージ軽減のために臆病推奨なところですが厳選が面倒でした。


マニューラ 陽気 (146-172-85-*-105-194,H4A252S252)
先発でレックウザと並べて猫騙しとフェイントを使う枠として採用。
だったんですがレックウザが意地鉢巻であるため先発で出しにくく、当初の持ち物の襷では火力が足りなすぎるため今のような持ち物と技になりました。
結局グラキュレムやグラオーガトリパに出して猫や叩きを打ったり、オーガやレックを出す前に相手を削る役になってました。
ちなみにマニューラを初めて使いました。


ナットレイ 呑気 (180-145-169-*-136-22,H244A244B20)
<配分>
H:偶数
H-B-D:A232メガレックウザの鉢巻画竜点睛+C225くらいまでのゲンシカイオーガの雨根源の波動をオボン込みで耐える
A:H207-B118ゼルネアスを威力150ジャイロボールで確定1発、B1段階下降のH181-B120メガレックウザを威力150ジャイロボールで最大乱数で1発(珠ダメ込みで10/16で倒せる)

オーガレックミラーに出す…枠ではなくゼルネアスを倒すのとトリパに投げるために採用。配分はオーガレックを意識してはいますが。
技として最初は草技をタネ爆弾にしていました(H207−B133カイオーガが2発)が他のポケモンとの技で
カイオーガを倒せる確率を上げるために結局パワーウィップ、ゼルネアスが倒せるジャイロボール、そして悩みのタネを採用しました。
悩みのタネはトリルでスキスワされて天候を取られるのを防いだり、味方を不眠にして眠りから守ったり、
相手のナットレイに打ってラス1対面で有利に持ち込めたりできたら良いなと思いましたが実際ほぼ使いませんでした
もっていることで安心感を得るという利点がありました()
努力値に関しては物理耐久を厚めにしましたが相手のレックウザにはオーバーヒートを打たれました


ファイアロー 意地っ張り (154-146-91-*-89-178,H4A252S252)
レックウザの神速圏内に入れるためブレバを打ったり試合中盤で追い風打ったりするために採用。
最初は珠でしたがマニューラを珠にしたためプレートに。
特性のおかげで出せばそれなりに活躍しましたがいまいちどういった相手に出すのか明確ではないままに採用してしまった感はありました。


PJCS2016予選では26-14の最終レート1670程度だと思われます。一度も1700には乗りませんでした。
物理技主体のポケモンが4体になってしまったために相手の威嚇がきつかったり耐久が低めのポケモン
多かったため先発対面が悪かったり良くても交代でかわされてどんどん不利な状況になることが多かったです。
また電磁波耐性が低かったのも問題でした。


この環境の中レート1800の乗っている人がたくさんいて自分の才能のなさを感じるルールでしたが高火力技を撃ちまくれるのは楽しかったです。